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2019年01月31日

慈しむの意味を古語や英語、外国語から正しく理解しよう

 慈しむ事がイツクシミです。普通の生活では思いやりと考えても良い。
慈しむの英語、外国語や古語などの言葉から、上から目線や甘やかすなどの意味は薄いと気が付くでしょう。
 なぜ慈しむ心が必要か、分かりやすく書いてます。今回の至福音信は「慈しむ」です。


慈しむの古語と現代での使い方


 慈しむの意味として日本語から考えてみます。、古代の日本では心と身体の汚れを取って神と向き合う事を「いつく」と表現してました。それで、同じような気持ちで、大切に世話をすることいつくしむと言ってます。
 それは身近な植物や小動物だったり、人にも当てはまります。当然、自分の心と身体も「いつくしむ」と表現できます。
 うつくしむ、の言い方もされていたらしいけれど、時代が変われば言葉の発音も変ってくるのが自然でしょう。


 現代では「かわいがり、大切にする」と理解されてますね。大辞林など辞書では慈しむの使い方として「わが子をかわいがるように…」と書かれてます。
それで「子供を可愛がる」など 年下の人へ使う言葉の印象が強い。ですが、状況によって違ってきますね。
 小学校に通ってたころ「うさぎ小屋」がありました。餌をあげたり小屋の掃除をしたり慈しむ事を経験できましたね。小動物の 飼育 や花を愛(め)でるのも、小学時代にイツクシミの経験をさせる学習のひとつと考えられます。


 イツクシミ(慈しみ)には恵みも含まれます。慈愛との意味もありますが辞書には「わが子を…」と慈しむと同じ表現がされてます。慈しむと慈愛はイツクシミ。現代の生活で同じ意味と考えて良いですね。


 古語から考えると、慈しむとは可愛がり大切に恵みを与える。恵みということは役に立つモノを与えて、成長させるという事。「わが子のように…」も一人前の大人に成長させたい親心。育む、つまり大切に育てる事が慈しむ心ですね。


慈しむの英語や外国語での意味、使い方


 慈しむと同じ感情の表現は外国にもありますが、英語は「大切にする。憐れむ」など直訳になってしまいますね。日本語の意味を英語に変えた感じ。特に強い愛情、と英語圏では理解されているようです。


 それで外国の古くからある言語で調べてみました。慈しみという概念は各地にあるらしい。


  • ヘブライ語…暖かいものに包まれている感じ

    • 母性を感じさせます。慈しむは、こういう事ですね。

  • ギリシャ語…人の弱い部分への憐れみ

    • 身体の中で、らしいです。自分を慈しむとは、こういうことですね。

  • ラテン語…不幸、痛ましい

    • 同情して「いたわりたい」思いにさせます。他人を慈しむ事が年下だけではない意味になります。


 ちょっとづつ表現は違いますが、わかる、納得できる表現ですね。英語や外国語を読んでみると、普通の生活で使っている「思いやり」という言葉が共通した思いと気づきます。
 現実に「慈しむ心」を生活に役立てたいなら「思いやり」を持つ事だと、世界の言葉から判断できます。


慈しむ心は思いやりから始まる


 よく使われる言葉に慈善活動があります。読み方は「じぜん、かつどう」ですね。「あわれみ、助ける」となるから、慈悲と同じように考えても生活では困りません。
 慈善活動も時間と金がなければ、個人ではできないですね。しかし、災害地への募金など、慈しむ心があるなら。自分の生活を護(まも)りながら他人の幸福と健康を支えることは誰にでもできます。


 天然自然災害のときは「何かやれる事はないか」と思います。同じように、普段から困っている人や難儀している人に「何かしてあげたい」と心がければ良いわけですね。


 気の毒とか可哀想と思えば、何か助けてやりたい、守りたいとなる。年齢が上とか下に関係ない。イツクシミも幅の広い捉え方ができる。
 例えば、バスや電車の中で高齢者には席を譲る。目上に対しても、行動としては必要な「思いやり」です。
 道を歩いて、前の方がハンカチを落としたら拾ってあげるか、落ちましたよ、と合図するのも「見返りを求めない心と行動」です。
慈しむ事は普通の生活でも「思いやり」として行動に出るものと理解した方が良い。


慈しむ事の理由


 慈しむ事は先ず自分自身の心と身体になります。健康管理で身体は健康診断もあれば、どこか痛かったら治療する。同じように心にも必要です。
 悩みや考え過ぎるのは、心を疲れさせます。労(いた)わるように気分転換する方法として、何も考えないで楽しくカラオケで歌うのは良い考えです。


覚えるのは 完ぺきな人は居ない ということ。


 今までの経験で知った欠点や弱点と思うモノも自分自身で受け止める。理想的な姿は求めなくて良い。だから、他人へも「おおらか」な気持ちで付き合えるようになる。


 完ぺきな人は居ないなら、誰でも慈しむ対象ですね。他人や地域社会との付き合いで、思いやりのある言葉を使えば良い雰囲気になります。
 世の中を変えようとか救おうという大きな慈しみの心は持ってるだけで充分です。行動に移すのは、それなりの精神的成長も必要。 お釈迦様やイエスキリストなどと比べられる人は居ないと思う。
 すぐ近くの人間関係や天然自然を、見返りを求めない心と行動で慈しむことがお釈迦様やイエスキリストのいう慈悲、慈愛の心に近づくようになります。


 現実をみると、他人への気遣いや自然への恐れが薄れているように感じる。


 争いや災害の消えない世の中で、人間に必要なのは慈しむ心です。


 古代から魂の癒やしで頼みにしていた宗教は、信者も少なくなりました。代わりに意味不明な新興宗教も出現してます。スピリチュアルというへんな物も現れました。
 お釈迦様の悟りイエスキリストの御言葉だけで充分。それが慈悲、慈愛
つまり慈しむ心になる。


「現代の社会は慈しみ有る思いと行動が大事になって来る」
 人間の良心というのを信じれば、慈しむ事で心が良い雰囲気を感じる。基本は自分の気持ちに素直になること。


心が「あたたかく」なる人間関係のためにも、思いやりは大切です。完ぺきな人は少ないし、お互い助け合う慈しむ心が「あまねく」行き渡ることが大切になります。


慈しむ事で幸せになれる至福音信


 人生での目的は結局幸せになるのが一番の願いです。それは心が穏やかになっている時です。  それなら一日一善、思いやり(イツクシミ)を行動に移すか、心で同情したりする。
 自分の心が穏やかになる。それは「心が良い雰囲気を感じている」ということになりますね。それは幸せということです。

 仏教において「愛は十二因縁」で人の迷い苦しみのひとつ。愛という表現より慈悲になります。

 キリスト教では福音書の御言葉に「重要なのは希望、信仰、愛。一番に大切なのは愛である」と仰ってます。
 カトリック教会で愛という表現ではなくて、神の慈しみ、と聞いたことがあります。慈愛を指しているのは確かです。神やイエスキリストの慈愛から、人もお互い慈愛の心を持って付き合うようにとの教えです。

 宗教関係者は難しい言葉を並べるから、本当に必要な情報は探しにくい。文字だけから自己判断して、あれこれ言う方もおりますが、慈悲と慈愛には、同じ思いが込められています。
 お釈迦様とイエスキリストは地域のちがいから表現方法や手段が別々になったと考えます。

 ここで宗教や宗派の対立は邪魔なだけですね。慈悲と慈愛は同じ「慈しむこと」だと理解したほうが良い。

慈しむ思いはスピリチュアルをする方にとって重要

 最近はスピリチュアル(精神世界)への関心も高まってます。それで施術する方も 受ける方もスピリチュアルをする資格と条件を確かめてから、始めてくださいね。 条件というのも難しそうですが、必要なのは 慈しむ心(いつくしみ)だけと考えます。

 精神世界を語るとき、宇宙が何とか魂がなんとか話すのも、たまに見かけます。 先ず確かめて欲しいのは、地球という星。 約45億年も前から、同じ大気の中、生命が誕生し、人類が登場する

 そして「私と、あなたが産まれた」 何よりも不思議で確かな事はない。

 霊の正体も最新科学で、わかった今、本当の精神世界をみつけるときは来たと思います。

 良い雰囲気を心に感じるのが幸せと信じる至福音信では、これからの時代は慈しむことが重要と考えてます。何より自分自身のために、充実した生活は必要です。しかし雰囲気はまわりの状況ですぐ変わるモノ。

心の中を何時も穏やかにする天然流の生き方をご提案します。

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Posted by 春緒うるま at 19:42 │言葉の説明